スペタコペタ

2020/12/21 16:14




昨年の秋に展示販売会を開催させていただいたPastoralさんで、今年も11/21-22の2日間、展示販売会をおこないました。 会場はPastoralさん店舗2階の、自然光が入る気持ちの良いスペース。クラフトKOCHI・野つけうるしの品々、そしてスペタコペタオリジナル製品「オホーツクスプーン」が並びました。














木目があたたかさを感じさせる器・カトラリーが整然と並ぶ、クラフトKOCHI。













美しい光沢をまとった漆製品が並ぶ、野つけうるし。







窓辺には、「オホーツクスプーン」を配置。





今回は、6月に網走のれんかさんでおこなった展示販売会でご好評いただいた企画「拭き漆でたのしむカトラリー」を実施。クラフトKOCHIのカトラリーに野つけうるしが拭き漆を施す、セミオーダーの企画です。







お好きな無塗装カトラリーに対して拭き漆の範囲と色を選べる、この企画。組み合わせをあれこれと悩む時間も、楽しんでいただけたのではないかなと思います。





「スズノキブックス」と題し、会場の一角でささやかに古書販売もおこないました。

(右側に写るポストカード…後日、あらためてご紹介させていただきます。)





今回は新型コロナウイルス感染症対策の一環として、ご来場を予約優先とさせていただきました。お客様にもご協力いただいたおかげで、混雑することなくゆったりとした環境で開催することができました。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。お仕事帰りに駆けつけてくれた方もいらっしゃって、とても嬉しかったです。

イベントについてはスロウ日和さん、十勝毎日新聞さんでもご紹介いただき、紹介記事をご覧になってご来場くださったお客様も。告知にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

また、会場に来られなかった方からもあたたかい応援のお声がけをいただき、心強く感じました。応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

感染症流行下の開催に、やはり正直なところ揺れる気持ちもありましたが、メンバーやPastoralオーナーの中川さんとも話し合いながら、開催に向けての意識をすり合わせて準備を進めていきました。中川さんの細やかな配慮や前向きな姿勢が、心底頼もしかったです。本当に、ありがとうございました。





今回がスペタコペタの展示販売会として、3回目のイベントでした。「イベントを開催する」という未経験の領域に踏み込めたのも、お店のオーナーさんやメンバーの協力があってこそ。イベントを開催する側を経験すると、ひとつひとつのイベントの貴重さや重みを、より感じられるようになりました。

自分がこれまで楽しませてもらってきたもの。その裏側には、誰かの意思と行動がある。スペタコペタの活動は、自分の生活の精神的な支えとなったいろいろなものに対する、恩返しのような気持ちもあります。

活動は自分たちのためでもありますが、それが誰かの生活を部分的にでも支えるもの、助けるもののひとつになったら、これほど嬉しいことはありません。

ここでの暮らしを照らす、ひとつのともしびを、繋いでいけたらと思っています。





(書き手・鈴木)


Shop & Exhibition スペタコペタ
2020.11.21 Sat. - 22 Sun.

会場:

出店:
○クラフトKOCHI(木工)
野つけうるし(漆)
○スズノキブックス(古書販売)