スペタコペタ

 

人が手で作ったものには、ゆらぎがあります。
そのゆらぎが、なんだかとてつもなく愛おしく感じられて好きです。
人と素材が関係し合ったそのときどきの痕跡が、
人間の曖昧さや、不定形さ、弱さのようなものを、
そのまま隠すことなく語っているような気がします。
そして、そのことに、なぜだか勇気付けられる自分がいます。

北海道には、「オホーツク」と呼ばれる地域があります。
生まれ育ったこのオホーツク地域を見渡すと、
世界でもっとも北にある漆林や、土地に根付いた手工芸がありました。
ここで出会った、手でものをつくることを生業に選んだつくり手と一緒に、
地域のものを使ったものづくりをしてみたいと思いました。

手でつくられたものが語り出す何かを、
「スペタコペタ」と名付けたこの活動を通して、共有していけたらと思っています。


スペタコペタ|鈴木美里

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